medetaku_shuushoku


就職活動を始めて間もないころは、とても前向きに活動を行うことが出来ます。
将来務めることになるであろう職場を想像し、そこで活躍してバリバリ実績を上げる自分を思い描くことはとても楽しいものです。
しかししばらくすると、不採用が積み重なり徐々に暗いムードになってしまう人がほとんどです。
自分の興味のある企業から選んでエントリーしているのですから、どんどん自分の理想とかけ離れていってしまい、最終的には受けようと思う企業がなくなってしまうのです。
私の場合は、出版やマスコミ関係を目指していたのですが、もちろん競争率が非常に高いものですから、多数の不採用を宣告されました。
そして、目の前には山のような求人情報があるにもかかわらず、自分のエントリーしようと思える企業が全く見つからなかったのです。
そこで、少し視野を広げることにしました。
出版関係から印刷業界に、マスコミ関係から情報処理機器メーカーに、考えようによっては非常に選択肢の幅は広がるのです。
強い夢を持っていることは大切ですが、まず就職活動においては、あまり一つの業界に凝り固まってしまうとすぐに挫折してしまいがちです。
打つ手が少なくなってしまった時は、その関連する業界へと視野を広げることはとても大切なことです。
妥協はしたくないと思っている人も多いかとは思いますが、一握りの企業にこだわって内定のチャンスを逃すよりは、早いうちから社会人経験を詰めたほうがよっぽど将来のためになります。
この事実は、私も就職してから気付いたことですが、できるだけ若いうちに社会人デビューはしておいたほうが良いのです。


それに加え、その時に理想としている仕事が、本当に自分にとって最高の職場となるかどうかは、正直わからないというのが現実です。
逆に、あまりにも過大な期待を寄せすぎると現実に直面した時のショックが大きいとも言われています。
つまり、苦労して時間を費やして憧れの職業に就いたところで実際の職務は想像していたものと違っていたりするのは、ありがちなことです。
なので、就職活動中に持っている仕事へのイメージだけで理想とするのは、あまりにも危険なのです。
私は昔から物書きにあこがれており、それに携わる仕事をしたいと思っていましたが、現在はインクジェットプリンターのメーカーの営業職に就いています。
入社して新人研修で少しだけ原稿作成などに携わったことがありましたが、全く面白いと思打琴が出来ず、むしろこれを毎日続けるなど絶対に嫌だと思ったほどです。
もともと出版社で編集業に就きたいと思っていましたが、営業としての仕事につけたことがとても幸運だったと思います。
人には向き不向きがあり、仕事の内容というのはその表面的なイメージだけでは判断できないものです。
なので、あまり自分の理想にこだわらず、その関係する他分野の業界まで志望対象とするのは、絶対に必要な考え方だと思います。
そうすれば、手持ちの志望対象がなくなって途方に暮れることはまずなくなるでしょう。
もしかすると、そのようにして得た内定のほうが、自分の将来にも役に立つことが多い可能性も充分にあるのですから、迷っていてはいけません。
それに、社会人経験があれば転職という選択肢も将来的にはあるのです。